英語の文法書には、たくさんの品詞が書かれています。動詞とか名詞とか、形容詞とか、小学校の国文法の時間(今はあるかどうかもわかりませんA^^;)でみたことのある品詞なら、何となくわかった気になるかと思うのですが、冠詞とか、関係代名詞とか、日本語の文法の中にない品詞が出てくると、英語が苦手な人にとっては、もうヤル気も失せるところでしょう。
しかし、英語を「読み解く」ために必要なモノは実は4つのみなのです。
それは、
名詞・動詞・形容詞・副詞
です。それぞれ、どんなものかを説明しようかと思うのですが、文法書にあるような定義についてはおいといて、次のようにまずはおさえていってください。
名詞
・文の主語と目的語と補語になる
・他の名詞を修飾する
動詞
・文のV(動詞)になる
・-ingや過去分詞形になって形容詞や名詞の役割をする
形容詞
・名詞を修飾する
・文の補語になる
副詞
・名詞以外の全てのモノを修飾する
とりあえず以上です。何も、実体的なことが書かれていない、他の定義していない言葉を使った他力本願的な説明ですが、これでとりあえずは十分です。
2.この定義の重要性
実に中身のなさそうな定義ですが、結構使えるのです。
1で挙げたそれぞれの品詞の働きは、文を読み解く上での重要なヒントになるのです。
単語は、文脈によって異なる品詞になりえます。ある場合では名詞、ある場合では動詞なんて具合に。
そんな単語を読むとき、ある単語の品詞は何かという可能性を追いかける事が、英語を読み解くことに他ならない訳ですが、その際、100%でこれは名詞!とか、どんな文脈においてもこれは動詞!というように、必ずこれはこの品詞だというモノがあれば、そこをきっかけに文を読み解いていくことが出来るのです。
その際に、ヒントとなるところが、まさにこの基本品詞です。




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