使用する記号 S:主語、V:動詞(文の要素として)、O:目的語、C:補語、名:名詞、動:動詞(品詞として)、形:形容詞、副:副詞、助:助動詞、冠:冠詞、to (do):不定詞、doing:現在分詞・動名詞、-ed:過去分詞、wh:関係詞節
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2007年12月17日

【勉強法】文法用語について

英語が出来る人は、「何となく」「感覚で」読めるモノなので、理屈抜きにそのように読めばいいと思います。このブログも何の参考にもならないだろうと思います。

しかし、「何となく」「感覚で」読むことの出来ない人にとってはどうでしょう。「何となく」や「感覚で」なんて、ソレこそ定義しようのない言葉で説明されてもなぁ〜んにもわかりません。わからないから苦労してきたとも言えます。

そこで、出来ない人にとっては「理屈で」読む必要があるわけで、その理屈の最たるものが文法書なワケです。

ところが、その文法書がこれまたわかりにくい。

例えば、関係代名詞のところで、「限定用法」と「非限定用法」なんていうのがあります。なにやらこういうときはこうだとかああだとか、更に小難しい言葉で説明がこれでもかというほど書いてあります。

この時点でもうダメ!という人もいるでしょう。

極論すると、文法用語なんて覚える必要はありません。むしろ、忘れてよいものだとも思います。なぜなら、実際に英文を読んでいて、関係代名詞が限定用法なのか、非限定用法なのかなんて、日本語では書いてないからです。

ただし、全く文法用語がないと説明の際に逆にわかりにくくなってしまいます。ですから、このブログでは、読者への説明のために必要な最低限度の文法用語を用います。

その際、旧来の文法書で用いられている言葉も当然使いますが、私が勝手に作った言葉も使います。

更に極論すると文法用語も全部自分にとって判り易い名前に変えちゃってOKです。人に教えることを想定するとダメですが、自分にとってわかればそれでよいのです。

自分だけの自分だけにわかる、そして読み誤らないために必要な文法用語を作ってみるなんていうのも、面白いかも知れません。

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posted by ss at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強法・コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月21日

【勉強法】一つの文章を一万回読む(イメージで)

これは英語には限らないのですが、私が強調し、かつお奨めする勉強方法に、

同じ英文を「嫌!!!!」っていうほど読む。

というのがあります。これは、覚えるのとは違います。よく、単語や熟語、英文例を丸暗記しまくる人がいますが、それはそれで効果もあるでしょうし、やらないよりはやった方が絶対にいいものだとも思います。

ただ、丸暗記に頼る方法は、二つの問題があります。

第一に、機械的に丸暗記した知識は、その知識を「使う」という文脈になったときに、検索可能かどうかです。

ヒトが何か問題を解決しようとする時、この場合は「英文を読む」ということですが、適切に必要十分な知識を使えるかどうかは、単に「アタマの中に入っている」状態だけでは完全ではありません。知識は吸収した文脈にどうしても依存します。この場合、「丸暗記」という文脈に依存する事になります。知識は、使うことを前提として吸収しないと意味がないのです。

知識を「頭の中に入れる」というイメージより、「何度も使う」というイメージで勉強した方が、実際には吸収する知識の「量」は少ないかも知れませんが、即利用可能な知識ということはいえると思います。

特に、文法は、使ってナンボです。いかに文法の知識があっても、それが実際の英文の中にどのように反映されているかがわからなければ意味がありません。

第二に、こちらの方が大事かと思うのですが、丸暗記は苦痛であることです。なぜ苦痛になるかといえば、なした努力の結果が「どれだけ覚えているかどうか」という"performance"の問題になるので、自分自身で統制が出来ないのです。

いかに「気分的にラク」になれるかは、努力の結果を「どれだけ覚えているかどうか」という"performance"、つまり質的なモノにするのではなく、「実際なした行為」の量的なモノにした方が楽です。

どういうことかというと、例えば、「人に好かれたい」と思っている人がいたとします。そのとき、その人の目標は「人に好かれること」ですが、実際には、人が他人を好きになるかどうかは、その人次第です。好かれたいと思っている人は、そのように努力はできますが、「好きになるかどうか」の最終決定は好きになる人にかかってきます。

つまり、どんだけ努力しても人に好かれないということがありうるわけです。これはつらい。結果を思い通りに出来ないのですから。これが、「覚える」ということを目標においたときのつらさです。

そこで、どうすればいいかというと、例えば、「その人と一日何回話す」とか、「その人の大好きな食べ物をあげる」とか、行動次元で目標を設定するという方法があります。これは、話しかけるのが恥ずかしいとかイロイロあるでしょうけど、「好かれる」ことよりも多少ラクです。

そして、そういう行動をすることで、楽しむ事が出来れば、そういうあなたを見た人は、あなたのことを好きになるかもしれません。気持ち悪がられる可能性もありますがA^^;

以上二つの理由から、最初に書いた、

同じ英文を「嫌!!!!」っていうほど読む。

という方法をお奨めします。

ここで重要なのは、ただ何となく読むのではないことです。読む英文には前提条件があります。それは、

ワケのわかった英文であること

です。ワケのわからない英文を読んでもあんまり意味はありません。それこそ、「感覚」や「センス」でわかる人なら話は別ですが。

そして、その英文は、自分にとって、多少難しめのものであった方がよいです。なぜなら、わかりきっている事を再確認するより、多少難しめの方のモノを相手にすることで、今まで得られなかったモノを得られる可能性が増すからです。

単語を調べきり、構文を完全に掴んだ、自分にとって多少難しめの文章をソレこそ、一万回二万回とは言いませんが、「一日30回」とか、読む回数という「量的な」目標をもって、繰り返し反復する事をしてみてください。

そして、頭の中では、知識を「使うこと」をイメージするとともに、知識の「使い方」の「道筋」をつける、言ってみれば水が流れたあとに水路が出来ているような状況をイメージしてみるとさらに良いと思います。

そういう地道な「作業」が実は知識をつける上では重要であると思います。

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定評ある辞典をあげておきます。辞書は語法の説明が充実したものと語彙数の多いものを二つ用意すると良いと思います。
この場合、ジーニアス英和辞典が前者で、グランドコンサイスが後者です。書店で手にとって使いやすそうなものを選ぶのが一番かと思います。




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posted by ss at 15:20| Comment(0) | TrackBack(1) | 勉強法・コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月30日

【コラム】英文を「訳す」事と「理解する」事

1.英文を読む方向

「莫迦にするな!!」と言われるかも知れませんが、英文は左から右に読みます。あまりにも当然なのですが、当然過ぎるがゆえに、忘れてはいけない大前提であるとも言えます。

このことが意味する所は重要です。これは英語に限ったことではないですが、ハナシは前から後ろに進みます。

「左から右に読む」ということが、ハナシが前から後ろに進むことを意味するならば、英文においては左が「前」で右が「後ろ」と言う事になります。ということは、英語の構文把握の前提は、「左側」から「右側」へ読む、すなわち、「左側(前)が右側(後)の構造を決定する」と考えざるを得ないということになります。

例えば【語法・基本】冠詞(その1)では、「前(左側)」にある「冠詞」が「後ろ(右側)」に名詞があることを明示していることなどは典型的な例です。また、動詞が動詞の後ろ(右側)のカタチを決定すると言う見方も、また別の機会で書きますが重要だったりします。

前に、英語は後ろから前に修飾する事があるということを、【語法・基本】英文の修飾のあり方(その1)で述べました。これと考え合わせると、頭ん中がこんがらかってしまうかもしれません。

これは、前に名詞や形容詞があることで、形容詞や副詞が後から修飾する「可能性」をあらわしていると考えてください。「前(左)の部分が後ろ(右)の部分を決定する」という発想は重要です。


2.英文を訳す事と理解する事は別

英文を何となく読めてしまう人は、何も考えずに「左から右に」文章を読んで理解できる人です。そんな人はそれでいいわけです。ドンドン読んでください。

このブログで主に対象にしたい人は、「英語を何となく読めない人」です。「何となく読めない」ワケですから、どうやって読むか?それは「理屈で」「内容理解を前提とせず」「訳しきる」ことに外なりません。

ここで、「英文を理解する事」と「英文を訳す事」という二つの営みの自分なりの定義を書いてみたいと思います。

英文を理解する事:文章(発話)における左から右、前から後という一方向的なその場での「理解」

英文を訳す事:文章(発話)における左から右、前から後という流れで読むことを前提としつつ、日本語の枠組みへと文章を「再構築」すること


英文を理解できないのであれば、英文をとりあえず「訳し」「日本語で」意味を考えていくという姿勢でいくと良いでしょう。専門知識を必要とする文章であれば尚更だったりします。

訳すことと理解することは別であるというように考える事が、特に英語がわからない人にとっては必要だと思います。

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posted by ss at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強法・コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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