使用する記号 S:主語、V:動詞(文の要素として)、O:目的語、C:補語、名:名詞、動:動詞(品詞として)、形:形容詞、副:副詞、助:助動詞、冠:冠詞、to (do):不定詞、doing:現在分詞・動名詞、-ed:過去分詞、wh:関係詞節
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2008年01月30日

【語法・基本】冠詞(その2)

【語法・基本】冠詞(その1)の続き

2.冠詞は名詞を具体的にする

【語法・基本】冠詞(その1)で強調したように、冠詞は単に「名詞の始まりを示す記号」であるという認識でいいと思うのですが、さらにもう一歩進めてみます。

名詞に冠詞がついているときとついていないときに何が違うのでしょうか。一言で言えば次の通りです。

無冠詞で使われている場合→音・言葉・こと・名前・抽象的なもの
冠詞が使われている場合→モノ・ヒト


となります。

例えば、"This is a book."を考えると、直訳は「これは一冊の本である」ですが、別に「これは本です」でも良いわけですが。

このとき大事なのは、"This is a book."と言った人が、「ある一冊の"モノ"としての本」を想定しているという事を示しています。

冠詞ではなく所有格も似たようなもので、そちらで考えたほうがわかりやすいかもしれません。例えば"mother"を"My mother"というか、"Mother"というかでは、

"My mother"→「私の母親」という人物
"Mother"→「おかあさん」と呼びかけている

というイメージです。

また、"a few"と"few"で考えるとわかりやすいかも知れません。

前者は、「いくらかの」、後者は「ほとんどない」ですが、"a"を付けることで、具体的に「ある」ことを強調していると考えます。


3."a"と"the"の違い

これは乱暴に次のように理解しておきましょう。

"a"→いわゆるひとつのモノ
"the"→お互いわかっているモノ


前者は、「何でもいいけど一つ何かあげてみましょう」という感じで、後者は、「ああいうのとか、こういうのとか、そういうのとか、あなたもよくご存知の」何て感じです。

今回のまとめ

無冠詞で使われている場合→音・言葉・こと・名前・抽象的なもの
冠詞が使われている場合→モノ・ヒト

"a"→いわゆるひとつのモノ
"the"→お互いわかっているモノ




冠詞について1章を割き、大変わかりやすく説明してある本です。英語の苦手な人にこそ勧めたい本です。

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posted by ss at 16:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 語法・基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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