It was not that they went fishing without any care for catching fish, but they would just as soon catch them and put them back.
訳
魚を釣ろうという気持ちが全然なくて、魚釣りに行ったということではなく、むしろ彼らは魚を釣って逃がしてやりたいと思っていたのです。
↑のp130です。
【語法・各論】文頭のitの中で例文として挙げた文です。
○ポイント1:文頭のit
文頭の"it"、あるいは"it"が主語で使われるときのパターンは、【語法・各論】文頭のitで上げましたがココでも再掲しておきます。
○itが主語の時の可能性
1)代名詞→前の文の主語が第一感
2)仮主語→後に(for 〜)to (do)、あるいはthat+S+Vを探す
(do)ingのときもアリ
3)"it is not that S V"→「that〜という事ではなく、」
4)"it is 〜 that 〜"の強調構文
5)非人称用法〜天候・時間・距離・明暗・事態など
〜文の後に"to (do)""that+S+V"を探す事からはじめる
上記のようにパターン化しておいても、やはり全ての可能性を追いかけます。
この文だけ単体で挙げてしまっているのでこの場合はイメージしづらいですが、この文が長文の中の一文として出てきたならば、前の文の主語を第一感に、代名詞である可能性を追います。
で、仮主語の可能性ですが、仮主語であるなら元のカタチは
S(that+S+V) is not.
となり、「〜という事ではない」という事にして訳してしまってもいいと思います。
で、4つ目の強調構文だとすると、強調しているのは"not"であるという様に考えられます。コレもひとつの読み方です。
5つ目の非人称用法ですが、コレはちょっとカタチとしてはなさそうです。非人称用法は、基本的には、S+Vのカタチになるように文を整えるという意味が大きいのです。この場合、that節の中でS+Vがばっちりあるのでわざわざこれにする必要はないのです。
ただ、このブログでは便宜上、この上記のパターンで考えた方がいいだろうということで紹介しているので、自分なりにアレンジして、その方がいいと思ったらソレで行ってもいいのです。
文法なんて、文を読むための方便であって、絶対的なものではないからです。
○ポイント2:withとwithout
with=having
without=not having
と置き換えると上手く訳せることが多いです。この場合、「"care"を持たずに」と考えてみる感じです。
○ポイント3:not A but B
"not A but B"で「AではなくB」です。
"not"が出てきたら反射的に後に"but"を探してみるといいでしょう。
そして、AとBに当たるものは、"A and B"と同じく、「同じカタチ」のものです。単語や句・節など、いろんな可能性を追いますが、基本は「後のカタチ」と同じものです。
○ポイント:would just as soon
would just as soon 〜 as ・・・
=would rather 〜 than 原形動詞
「・・・よりはむしろ〜したい」
この文では"not A but B"とのあわせワザで、"・・・"にあたる部分が前半部になります。
この英文のポイント
○itが主語の時の可能性
1)代名詞→前の文の主語が第一感
2)仮主語→後に(for 〜)to (do)、あるいはthat+S+Vを探す
(do)ingの場合もアリ
3)"it is not that S V"→「that〜という事ではなく、」
4)"it is 〜 that 〜"の強調構文
5)非人称用法〜天候・時間・距離・明暗・事態など
〜文の後に"to (do)""that+S+V"を探す事からはじめる
〜パターン化しておいても、全ての可能性を追うこと
文法は文を読むための方便であって、絶対的なものではない
○withとwithout
with=having
without=not having
○"not A but B":「AではなくB」
AとBに当たるものは、「同じカタチ」
○would just as soon 〜 as ・・・
=would rather 〜 than 原形動詞
「・・・よりはむしろ〜したい」

