まず、どう訳すか。"-ed"or"-ing"を形容詞とみなし、以下のように考えます。
○名詞@+"-ed"or"-ing"+前置詞+名詞Aの語順この語順、例えば次のような英文にあらわれます。
→[名詞A]を<"-ed"or"-ing"+前置詞>する[名詞@]
Some people have a most unusual birthday―their birth-date occurs only once every four years. This is because they were born on a Leap Day, the extra day added to February each Leap Year to keep our calendar adjusted to the changing seasons.伊藤和夫,1987,ビジュアル英文解釈[PARTT],p171,駿台文庫
この文章の訳は以下の通りです。
とてもかわった誕生日を持つ人がいます。彼らの誕生日は4年に1度しかこないのです。このことは、彼らが生まれたのがうるう日、つまり我々の暦をかわりゆく季節にあわせておくために、うるう年ごとに2月に付加される余分な一日であるためです。
今回のテーマは、上記の英文中の、
the extra day added to February each Leap Yearというかたまりの訳し方です。
まず、どのような「かたまり」をこの中に見るか。
"the"は定冠詞ですが、冠詞は「名詞」があることを明示する品詞です。よって名詞を探すと、"day"があります。"the extra day"が[名詞@]の「かたまり」です。
そして次に、"added"と"to"が、<"-ed"or"-ing"+前置詞>のかたまり、次の"February each Leap Year"が[名詞A]のかたまりということになります。
修飾・被修飾関係で言えば、
<"-ed"or"-ing"+前置詞+名詞A>が、[名詞@]を修飾するという関係になります。
よって訳は、<"-ed"or"-ing"+前置詞+名詞A>の部分は
うるう年ごとに2月に付加されるとなり、[名詞@]の部分は
余分な日で、
うるう年ごとに2月に付加される余分な日となります。
ここで大事な事は、
○前置詞を飛び越えて前から後ろに修飾しないという感覚を持つ事です。
この場合では、"added"が[名詞A]を修飾しないということです。この目線が非常に大事です。




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私は英語難民者で(笑)ここへ辿り着きました。
参考書の文法用語や、説明が難し過ぎて挫折してばかりです。
とても分かりやすく解説してあり驚きました。
ところでこのページにある
"-ed"or"-ing"=形容詞は、前置詞をプラスしても形容詞の働きとみなすのでしょうか?
それから、この形の場合は必ず後ろから前を修飾と暗記してしまって問題ありませんか?
また遊びに来ます!