準動詞は、「動詞に準じるもの」で、「人称・時制によって変化せず」「名詞・形容詞・副詞」の役割をになうとされています。
英文を読むときは、とりあえず"-ed"や"-ing"がついていたら、名詞か形容詞であると思いましょう。
現在進行形とか受動態とか完了形とかそういうのはどう考えるかというと、"be+動詞ing""be+動詞ed""have+動詞ed"という「かたまり」で考えるワケですが、それはまた別の機会にします。
で、準動詞には分詞と動名詞と不定詞の三つがあります。この三種類の違いは、
「動詞っぽさ」
です。動詞っぽい順で不定詞・分詞・動名詞となります。動名詞が一番名詞っぽいものになります。それぞれ別の品詞で置き換えると、
○不定詞:形容詞・名詞・副詞となります。まずはこれだけでいいでしょう。
○分詞:形容詞
○動名詞:名詞
2.なんでわざわざ「準」動詞?
では、わざわざ、こんな準動詞なんてモノを作り出した理由は何でしょうか。これも、英語を読む上で大事なキマリが前提にあります。
○一つの英文には、接続詞や関係詞がない限りは、動詞は一つしかないです。このキマリは重要です。更にいえば、英文を支配するのは、一つの述語動詞であるといえます。動詞をまずは把握することが大事であることは、【語法・基本】SVOCの考え方(その3)で述べました。何故に重要であるかという理由の一つはこれです。
英語の文法書では、かなりのページを割いて準動詞の説明をしていたりしますが、あまり気にすることはないです。基本は準動詞の周囲にある単語の語順を考えて、訳を作るだけです。その考え方を少しづつ紹介しましょう。




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