前回・【語法】品詞(その1)で、品詞は基本的に名詞・動詞・形容詞・副詞の4つだと書きました。
でも、実際には冠詞とか前置詞とか代名詞といった他の品詞もあったりするわけです。そういうのをどう考えるかについて書いていきます。
結論から言うと、そのほかの品詞については、
1)基本の4つの品詞に「置き換える」という姿勢で見るということです。
2)基本の4つの品詞に「くっつけて」一つのかたまりと考える
例えば、
○代名詞
・主格と目的格→名詞
・所有格→形容詞
○冠詞
・名詞とくっつけて一つのかたまり(名詞)とする
○前置詞
・名詞とくっつけて一つのかたまり(副詞・形容詞)とする
・動詞の後に続いて一つのかたまり(動詞)とする
○助動詞
・動詞とくっつけて一つのかたまりとする
という感じです。
また、基本の4つの品詞であっても同じです。例えば
○副詞+動詞
○動詞+副詞
○副詞+形容詞
○形容詞+副詞
○形容詞+名詞
○名詞+形容詞
なんて感じです。
大事な事は、一つ一つの単語を追いかけるのではなく、単語のかたまりを見ようとする姿勢です。
そしてそのかたまりが、名詞なのか動詞なのか形容詞なのか副詞なのかを考える事が大事です。




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