使用する記号 S:主語、V:動詞(文の要素として)、O:目的語、C:補語、名:名詞、動:動詞(品詞として)、形:形容詞、副:副詞、助:助動詞、冠:冠詞、to (do):不定詞、doing:現在分詞・動名詞、-ed:過去分詞、wh:関係詞節
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2007年12月31日

【語法・基本】関係詞の考え方(その2)

【語法・基本】関係詞の考え方(その1)の続き

2.関係詞で「切って」「訳す」ということ

例えば次の英文を考えてみます。
He has three daughters who have not married yet.

訳自体は、
「彼はまだ嫁にいかない娘が三人いる」
です。これを前の記事【語法・基本】関係詞の考え方(その1)で書いた、「関係詞は文の切れ目を表す記号である」という観点から見てみましょう。この「切れ目」は、「関係詞の前」です。「前置詞+関係代名詞」のようになっていたら「前置詞の前」です。関係詞がかたまりを構成していることもあるのですが、それは各論で述べます。

○関係詞は文の切れ目であり、関係詞(のかたまり)の前で切る


ここでいう関係詞は、"who"です。ですので、"who"の「前」で「切り」ますと、

"He has three daughters"・・・(その1)

"who have not married yet"・・・(その2)
というかたまりになります。

(その1)の方は、「彼は三人の娘を持つ」ですね。では、(その2)の方はどうでしょうか。このときの"who"をどうするかです。


3.先行詞という概念と訳し方

この場合の"who"をどう訳すかです。この場合、whoの直前にある、"three daughters"になります。これが大事。この"who"は関係代名詞といわれるものですが、代名詞である以上、何らかの名詞の言い換えです。

この場合、基本的には、直前の名詞がソレになります。そういう名詞の事を先行詞というのでした。この場合の先行詞は、"three daughters"です。

なので、(その2)のかたまりは、"who"を"three daughters"に言い換え、「三人の娘はまだ結婚していない」になります。

このように、関係詞のところで「切って」訳を考える事は重要です。そして、その二つの訳を組み合わせます。ここから訳し方ということになります。

訳すときに基準になるのが、「どちらがその文を支配する述語動詞を含むか」です。この場合、関係詞で始まっていない方のかたまりの述語動詞が文全体の述語動詞、つまり、【語法・基本】SVOCの考え方(その4)で記述したように、その英文の構造を中心的に決定する、つまりは文を支配する述語動詞です。

「彼は三人の娘をもつ」(その1)に「三人の娘はまだ結婚していない」(その2)をぶち込む!と考えます。そのとき、(その2)で"who"の為に補った「三人の娘は」を削除します。そして残った部分を先行詞である「三人の娘」の前にそのまま置けばいいのです。日本語は、終止形も連体形も形はおなじですから。

よって、訳は「彼は、まだ結婚していない三人の娘を持つ」になり、「持つ」を「いる」にかえて、「彼は、まだ結婚していない三人の娘がいる」という訳が出来上がります。

ここでポイントなのは、「無理矢理くっつける事」です。アレコレ意味を考えてはいけません。意味は「あとから」考えましょう。

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posted by ss at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 語法・基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【語法・基本】関係詞の考え方(その1)

0.前提条件

以前に、【語法・基本】準動詞は形容詞か名詞とみなすで、「一つの英文には、接続詞や関係詞がない限りは、動詞は一つしかない」と書きました。これが意味する所は何かというと、"S+V+〜"という英文同士を何の工夫もなくつなげる事は出来ないということをあらわします。

例えば、単にカンマで文と文をつなげた"S+V+〜,S+V+〜."という英文はありえないと言うことになります。そのとき、SとVが一つずつであるという枠組みのままで、何かを加えようとすれば、不定詞をはじめとする準動詞の力を借りますが、主語と動詞が複数ないとマズイというときに使う方法は以下の4つです。
○一文のなかに複数のS,Vなどをおく方法
1)接続詞
2)分詞構文
3)関係詞
4);(セミコロン)


このブログでは、関係詞の基本的な考え方を【語法・基本】で扱い、いろいろな関係詞の扱い方の実際を【語法・各論】で扱って行きたいと思います。

1.「関係詞」とは

まずは日本語で考えます。次のような文を考えてみてください。

「関係詞は、英文法の中で特に重要である概念である。」

日本語として自然かどうかはおいといて(笑)、この文を分解してみると次の二つに分かれることがわかります。

「関係詞は概念である」

「英文法の中で特に重要である」
です。

この後者の「特に重要である」の文末は同じ「である」ですが、最初の例文の例では連体形で「概念」という体言(名詞)に修飾していますが後者の「である」は終止形だったりしますが、それはそれでおいておきます。

この二つのかたまりを英語っぽい配列で書いてみましょう。

「関係詞は概念である英文法の中で特に重要である」

となります。何だかよくわからないカタチですね。「概念である英文法の中で」なんていわれても。。

日本語次元で考えて不自然なのは当然として、同じ事が英語ではありえるのでしょうか?答えは否でしょう。多分もの凄い子供っぽいか可笑しいかのどちらかでしょう。

そこでそういう文の「切れ目」を表す記号として「関係詞」があるのです。

○関係詞は文の切れ目を表す記号である


上記の例ならば、

「関係詞は概念である関係詞(切れ目)英文法の中で特に重要である」

となります。それを日本語の語順で書けば、

「関係詞は、英文法の中で特に重要である概念である」

というようにあらわせると言う事です。

続きは【語法・基本】関係詞の考え方(その2)

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posted by ss at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 語法・基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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