使用する記号 S:主語、V:動詞(文の要素として)、O:目的語、C:補語、名:名詞、動:動詞(品詞として)、形:形容詞、副:副詞、助:助動詞、冠:冠詞、to (do):不定詞、doing:現在分詞・動名詞、-ed:過去分詞、wh:関係詞節
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2007年12月22日

【語法・基本】SVOCの考え方(その2)

2.主語の重要性

SVOCだどうたらこうたらと言われても、何がどのように大事なのかさっぱりわからんという方もいると思います。

日本語には主語という概念は希薄です。日本語は主語をあんまり気にしない言語であると言っていいでしょう。詳しくは以下のサイトにわかりやすく書いてありました。参照ください。

日本語に主語はあるのか?

なので、日本語ベースで考えた時に、「主語」はあんまり考える必要のないものだったりするのです。

では、英文を読むときになぜ、主語だの動詞だのとイロイロ言うのでしょうか。

答えは簡単です。英語の構文をつかむときに重要であるからです。そして、もう一つ。「省略されやすさ」があります。

英語では、主語と動詞は、一番省略されにくい構成要素なのです。文章を読むとき、目印となる構成要素に目をつけ、ソレを基準に読む必要があります。そういう目印なしに何となく、勘で読めるようなら、すでに皆さんは英語が出来る人です。

ソレがわからないから苦労する。そういう人にとって、主語とか動詞とかという目印は、非常に役に立つ、いや、役立てたい「道具」なのです。
○主語の重要性:文章を読むときの「目印」=「てがかり」になること


3.主語の訳し方

理屈ぬきにまずはコレでおさえます。

○主語の訳し方:「Sは」あるいは「Sが」


例外もありますが、例外は例外でおさえられるようにしていけば良いワケで、まずは、「Sは」「Sが」と確実に訳せるようになることです。これは重要です。

後で基本五文型について見て行く時にも書きますが、SVOCの部分をまずは「堅く」訳しきることが、構文を誤らないために重要です。意地でも「Sは」「Sが」と書けるようにしましょう。

当たり前のことなので、「莫迦にするな」と思われる方もいるでしょうが、コレは非常に重要なのです。

私の指導経験上、皆さん莫迦にする(と思われる)この一手間を省略してしまって勘で訳そうとするが故に、英語が読めない人は驚くほど多いのです。何はともあれ、「Sは」「Sが」です。


これは、英語を日本語に変換したときに確実に日本語の中に用意しなければいけない枠組みなのです。

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posted by ss at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 語法・基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【語法・基本】SVOCの考え方(その1)

1.主語とは何か

文の構成要素である、主語(S)と動詞(V)、目的語(O)と補語(C)は、英文法の最初に出てくるものです。

この記事では、まず、主語について書いていきたいと思います。

まず、主語とはなんでしょうか。定義づけをしてみましょう。ウィキペディアの定義をみると、
英語やフランス語において述語(述語動詞)と特権的に結びついて文を成立させる名詞句または代名詞として観察され、また、他の言語においても、英仏語の主語と構造的に平行な関係にある名詞句や代名詞を「主語」と呼ぶことがある。
とあります。これで腑に落ちる方はソレで良いでしょうけど、結構難しいものですね。

こういう定義づけも必要でしょうが、英文を読む、理解するうえで必要十分な定義は以下です。
○主語:文中の最初の「名詞のかたまり」
これで十分なんですが、「名詞のかたまり」であって、「名詞」ではありません。たとえ名詞であっても、「かたまり」で捉えたときに「名詞」でない物は除外するということです。

例えば、

Against the house there stands an old pine tree.
その家の向こうに松の老木がある。

という文章の、"the house"がこの文の最初の名詞ですが、コレは"Against the house"という「かたまり」で把握するものなので「名詞のかたまり」ではありません。

その次の"there"が最初の名詞のかたまりとなります。よってコレが主語であるという事になります。

そして、次の"stands"が動詞です。"there"という名詞が指し示す"an old pine tree"という単数を受けた三人称単数現在形の"s"がついています。

ただし、"there"を主語とする構文については、果たして"there"が主語なのかについては議論のあるところですが、それはまた別の機会に書きます。

参照記事
【語法・基本】品詞(その1)
【語法・基本】品詞(その2)

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posted by ss at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 語法・基本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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